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犬が感じるストレスとストレスケア

犬が感じるストレスとストレスケア

人間がそうであるように、犬もストレスを感じ、それが体に影響を与える場合があります。

犬がストレスを感じる理由は人間とは違い、より直接的で体の反応も大きくなりがちです。

犬が感じるストレスとそのケアの仕方を知り、愛犬のサインを理解することに役立てましょう。

目次

空腹やのどの渇き

食事は犬にとって非常に重要です。お腹がすいていることはストレスの一種になります。本能で生きる犬にとっては、空腹や喉の渇きは命の危険と結びつくものであり、それゆえにそのような状態が長く続くことは、非常に大きいストレスになりがちです。

人間であれば、一日の予定やタイミングなどで空腹を感じても仕方がないと考えることができますが、犬には食べて水を飲んで体を動かして寝ることが予定そのものです。旅行や用事で家を空けることがあっても、食べ物や飲み物は十分に確保できるように注意しましょう。

寒さや暑さ

環境の厳しさも犬にはストレスです。日本由来の品種や寒い地方などの毛の多い犬種は、比較的寒さに強い一方で暑さをかなり苦手とします。その逆もしかりで、毛の少ない寒い地方の犬ではないような犬種は寒さを非常に苦手としており、簡単に体調を崩してしまいます。

環境や温度が犬に合っているかなどを考慮するようにしましょう。犬は室内で飼わなければ弱ってしまうという訳ではありませんが、外で飼う犬は外気温の変化が辛いゆえに、気性が荒くなることがあります。可能であれば室内犬にするか、寒さや暑さが厳しい季節だけ室内で飼う、等の工夫を心がけてください。

その他のストレスと解消方法

視覚・聴覚・触覚に関して不快な刺激はないでしょうか?

落ち着き無く動き回るものや、きらきら光って点滅するもの、たばこや香水などの刺激の強い臭い、吹き付ける風や体の拘束は、いずれも犬にとって大きなストレスになります。

車での移動や動物病院に代表されるような、人が多いところに行かなければならない場合など、どうしてもそういう環境から出られないこともありますが、基本的にはこうした刺激に犬をさらさないように気を付けます。さらには、探検や新しいものに触れる時間が少ない事もストレスになります

家でひきこもるという考え方は犬にはありません。犬を飼う以上、散歩には定期的に行かなければならないということを忘れないでください。

まとめ

犬のストレスは解消可能です。あまりにストレスが多いと体をなめたり下痢になったりするため、可能な限り早く改善してストレスを取り除いてあげましょう。それだけで問題行動が減る場合もあります。


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